経営指針



 市民、NPO、企業、行政、大学等が持つ
 個人の知恵をネットワークし、
 異業種企業のアライアンス(提携)によって
  新しい社会価値を創造する事業を生み出す
 コミュニティ・シンクタンク※1

 福祉、教育、文化、まちづくり、環境、地域振興などの社会課題に分野を絞り、ソーシャルマーケティング※2をもとに、社会価値と経済価値が両立した持続可能な事業(コミュニティ・ビジネス※3、ソーシャル・ビジネス※4)を創出することを目標としています。
 私たちだけでは、それらの課題を解決することは容易でありません。企業・NPO・大学、個人で活躍されていたりする各分野の専門家の方々と手をとるネットワークを構築し、「知恵を出しあう場」を創ってあります。テーマごとに専門家が集まるプロジェクトをつくり、事業プラン策定・課題解決・事業開発を行っていくことが私たちの理念です。
 子どものころ想像した未来を生きている我々が、次の世代の子どもたちに夢を持ち続けられる社会を贈るために、情熱と遊び心を持ちながら、新しい社会を創出していきたいと願っています。


※1コミュニティ・シンクタンク:
地域社会での課題を解決するために地域の知恵を結集し、住民主体で地域課題を解決するための取り組みの仕組みと仕掛けをつくったり、市民活動やNPOが多様化・複雑化する課題に対し政策提言を行うに際に支援したり、新たな公共に対して、効果的かつ効率的な解決の装置を創り出すのが、コミュニティシンクタンクです。

※2ソーシャルマーケティング:
ソーシャルマーケティングとは、「企業の利益を上げるためのマーケティング」ではなく、「すべての企業活動は社会のためにあると考えるマーケティング」のことです。企業が単に商品販売を目的に行うマーケティングではなく、生活者の視点で「個人」「企業」「地域」が社会のどこに位置し、どんな意味を持ち、「人」「コト」「モノ」と関係していけば良いのか、企業活動のあるべき姿や新規事業の開発、コミュニケーション方法の形式、地域社会をどう経営していくかを実践するマーケティングです。

※3コミュニティ・ビジネス:
地域住民がよい意味で企業的経営感覚をもち、生活者意識と市民意識のもとに活動する「住民主体の地域事業」と言えます。あるいは、地域コミュニティ内の問題解決と生活の質の向上を目指す「地域コミュニティの元気づくり」を、ビジネスを通じて実現することとも言えます。この、経済的、社会的、文化的、人間的なさまざまな側面から地域コミュニティに住む人々がいきいきと快適に暮らすことに貢献する新しいタイプのビジネスの考え方は、すなわち自分たちの住むコミュニティで「自分の仕事起こし」をし、本当の意味での自立を図ろうとすることにほかなりません。(細内信孝「コミュニティ・ビジネス」 中央大学出版部より)

※4ソーシャル・ビジネス:
社会問題に経営的視点で取組み、ビジネスと融合しながら問題解決していく業務形態。コミュニティ・ビジネスと同義に使われることもあります。